DELF B1とは? | DELF B1の試験内容 | DELF B1試験見本 | よりよく知るために
DELF B1とは?
DELF B1レベルでは、使用者は自立可能になります。やりとりを維持すること、議論を理解、継続し、自分の見解や意見を述べることができます。日常生活の予期せぬ状況にも対処できます。

ヨーロッパ言語共通参照枠では、B1レベルの使用者が以下の言語的課題を達成できるとしています:

理解すること

聞くこと

仕事、学校、娯楽で普段出会うような身近な話題について、明瞭で標準的な話し方の会話なら要点を理解することができる。話し方が比較的ゆっくり、はっきりとしているなら、時事問題や、個人的もしくは仕事上の話題についても、多くのラジオやテレビ番組の要点を理解することができる。

読むこと

よく使われる日常言語や、自分の仕事関連の言葉で書かれた文章なら理解できる。起こったこと、感情、希望が表現されている私信を理解できる。

話すこと

やりとり

当該言語圏の旅行中に起こりやすいたいていの状況に対処することができる。例えば、家族や趣味、仕事、旅行、最近の出来事など、日常生活に直接関係のあることや個人的な関心事について、準備なしで会話に入ることができる。

表現

自分の経験や出来事、夢や希望、野心を簡単な方法で語ることができる。意見や計画に対する理由や説明を簡潔に示すことができる。物語を語ったり、本や映画のあらすじを話し、またそれに対する感想・考えを表現できる。

書くこと

書くこと

身近で個人的に関心のある話題について、簡単でつながりのある文章を書くことができる。私信で経験や印象を書くことができる。


※ヨーロッパ言語共通枠の日本語版については、吉島茂・大橋理枝他(訳・編)『外国語教育II - 外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠』(朝日出版社、2004年)をご参照ください。また、インターネット版がhttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jgg/jggla/library/cef_verzeichnis.htmlで閲覧できます。

DELF B1の試験内容

試験の種類:B1

試験時間

得点

聴解
録音された3つのテキストを聞き、設問に答える(聞き取り回数:2回)

     聞き取り時間:各テキスト最長6分

約25分

25点満点

読解
2つのテキストを読み、設問に答える。
- 与えられた課題に対して有用な情報を取り出す。
- 一般的なテーマに関するテキストの内容を分析する。

35分

25点満点

文書作成
一般的なテーマ(エッセィ、手紙、新聞記事等)に関して個人的見解を表現する。

45分

25点満点

口頭表現
試験は以下の3部で構成される:
    - 面接官の質問に答える
    - 面接官とのやりとり
    - 与えられたテキストに対する見解の表現

準備10分(第3部の準備)
面接約15分

25点満点


筆記試験時間合計:1時間45分
*100点満点
*合格最低点:100点中50点
*各試験に必要な最低得点:25点中5点

DELF B1試験見本

例 1 :
PDFをダウンロードする:
MP3をダウンロードする:1 - 2 - 3


例 2 :
PDFをダウンロードする:
MP3をダウンロードする:1 - 2 - 3


よりよく知るために

まず始めに、<紹介><試験内容><試験見本>の各ページをよく読み、試験で何が求められてい のかを正しく把握しましょう。DELF採点官・審査官研修を受けた教師の下で、あるいはDELF対策用 FLE外国人のためのフランス語のテキストを入手して練習してください。こうした書籍は数多 く出版されており、図書館や書店で手に入れることができます。

■このサイト上で公開されている試験見本で、問題の指示書きを注意深く読みましょう。必要に応じて辞書を引きながら、設問に使われている語彙に慣れてください。


聴解試験と読解試験

■上の注意書きに従えば、この二つ試験それほど難しいことはありません。しかし、聞き取った情報を書き取る問題とか、テキストの中に書かれている情報を書き写す問題もあります。このレベルでは、単にQCM(解答選択問題)だけではありません。

この試験を受験する前に、聞き取りの練習をすること、フランス語の新聞(雑誌)の短い記事を読むことを強く勧めます。


文書作成問題

この試験では、与えられた状況設定に応じて、160語の文書を作成しなければなりません。

以下に状況設定の一例をあげます。

Vous avez passé un mois en France pour étudier le français. Vous avez habité chez une famille

  française. Vous écrivez un article pour le journal de votre université afin de montrer les avantages

et les inconvénients de cette cohabitation. (160 mots)

「あなたはフランス語を学ぶためにフランスで一ヶ月過ごしました。フランス人の家庭に滞在しま

した。あなたはこの滞在方法(ホームステイ)の利点と難点を述べて、あなたの大学の新聞に載

せる記事を書きます。」(160)

 書き始める前に

1. 状況設定を読んで、 次の各点をつかみましょう。

a. 状況:“Vous avez passé un mois en France pour étudier le français. Vous avez habité chez une famille française.「あなたはフランス語を学ぶためにフランスで一ヶ月 過ごした。フランス人の家庭に滞在した。」

b. 文章の種類:“Vous écrivez un article pour le journal de votre universitéあなたの大学 の新聞に載せる記事を書く」

c. テーマcette cohabitation” 家庭滞在」

d. プラン les avantages et les inconvénients 利点と難点」

注意 : a. b. d.の項目は状況設定の中にいつも明示されているとは限りません。もしa.b.の項目が明示されていなければ、提案されたテーマについて、«エッセィ»風に、普通の文体で書いてください。もしd.が明示されていなければ、自分でプランを考えないといけません。考えを組み立てるのに、次のような点を考慮すると役に立つでしょう、つまり、原因、結果、利点、難点、賛成、反対、等です。

2.プランを見つけること(もし状況設定の中で明示されていない場合)、または指示されたプラン に従いなさい。

3.提示されたテーマに関連して、個人的な考えや例を見つけなさい。

4.car何故なら, doncだから, et puisそれから、等の論理的な接続表現を使って、それらの

  考えを組み立てなさい。

 上記の1,2,3,4の段階を踏んだ後に、書き始めることができます。そのためには

5.あなたが書こうとするテーマとプランを示す導入部を書きなさい。

6.文書の各パラグラフに、それぞれの考えを説明しなさい。

7.結論には、総括的な考えを書きなさい。


口頭表現試験

この試験は次の3問:簡単な自己紹介、面接官とのロールプレイ、短いテキストの主題についての簡単な発表、からなります。試験当日、試験内容を知り、問3について10分間の準備時間があります。パニックに陥ってはいけません。問題は常に語学のクラスで行ったことのある類のもの、あなたのレベルに合ったものです。

  • 面接官はまずあなたに手短な自己紹介をすることを求めます。続いて、あなたが選んだ状況設定でのロールプレイを面接官と行います。最後に面接官は、あなたが選んだテキストのテーマについて発表をするように求めます。

次にロールプレイを行う状況設定の1例をあげます。

« Vous êtes souvent en retard pour le cours de français. Aujourd'hui, votre professeur n'est pas content et il vous demande des explications ».

あなたはフランス語の授業によく遅刻します。今日、先生は不満で、あなたに説明を求めます。」

気をつけるのは、先生の役を演じる人は“満足していない”ということです。だから、彼が怒っているように見えても心配しないでください。彼はフランス人らしく、その役割を演じます。彼を納得させるようにするのがあなたの役割です。

この試験の3問目で、あなたは見解の発表をしなくてはいけません。この問題でなすべきことは、

a.テーマを見つけるためにテキストを読むこと

b.プランをたてること、そのためにいくつかの論点(理由、結果、利点、難点、賛成、

 反対、等)を選ぶこと

c.次のような論理的接続表現:car(何故なら), donc(だから), et puis(それから),  等を用い、考えをまとめること 

d.これらの考えを口頭で述べること

次のテキストから上記a. b. c. d. の例をあげます。

Nintendo lance un nouveau jeu vidéo

L'utilisateur du jeu est confronté à des questions touchant aux mathématiques, à la lecture et à des tâches simples. Il peut conserver les scores de ses précédentes parties, de façon à contrôler l'évolution de ses «capacités cérébrales ». Le groupe de jeux vidéo japonais Nintendo a annoncé mercredi le prochain le lancement en Europe et aux Etats-Unis de son jeu d' «entraînement cérébral » censé prévenir les pertes de mémoire et autres troubles neurologiques liés au vieillissement. Ce jeu, nommé «Brain Age », dont les deux éditions japonaises se sont déjà vendues à 3,9 millions d'exemplaires depuis leur lancement en mai 2005, sera commercialisé le 17 avril aux Etats-Unis dans sa version anglaise. Des versions en allemand, anglais, espagnol, français, italien et néerlandais seront lancées en Europe en juin.

Thème : Les jeux vidéos  テーマ:ビデオゲーム

Aspects positifs  プラス面

Aspects négatifs  マイナス面

1. Aide à la socialisation des enfants子供の社会性を助ける

Mais aussi, また

2. Développement de l'imagination, de l'intelligence (stratégie pour gagner) 想像力、知性を発達させる(勝つための手段)

(ex : des jeux qui proposent un monde fantaisistes, imaginaires, etc)

(例:空想的、非現実的世界、等を提供するゲーム)

De plusその上

3. Aide aux personnes âgées. (ex : Nintendo)

 年配者を助ける (例:任天堂)

Par ailleurs, 其の他にも

4. Source d'emploi importante. 雇用の重要な源

5. Sorte de dépendance

 一種の依存症

Et puis, 次いで

6. Danger de ne plus pouvoir discerner le réel du virtuel. Ex : crimes.  現実と仮想の区別がつかなくなる危険 

例:犯罪

Ensuite, さらに

7. Replis sur soi 自閉症

Enfin, 最後に

8. Influence sur la santé.

(Ex: maladie des yeux, du dos, etc.)

健康への影響(例:目、背中、等の病気)

最後に次のことを助言します。

- 5つから8つの考えを見つけること。試験時間は短く、7分しかありません。

- あなたの考えの説明文を書こうとしないこと。書く時間はなく、口頭でしなくてはいけない。

- 考えはメモの形で書き、文章を書いて説明しようとしないことです。