DELF(デルフ・フランス語学力資格試験)/DALF(ダルフ・フランス語上級学力資格試験)は、CIEP(国際教育研究センター)が認可した試験センターでのみ開催されます。
DELF・DALF の試験問題は欧州語学検定協会(www.alte.org)が定めた国際規格に準拠しています。
ヨーロッパ言語共通参照枠(CECRL)が定めた6段階のレベルに対応したディプロム(資格)があります。 ※ヨーロッパ言語共通枠の日本語版については、吉島茂・大橋理枝他(訳・編)『外国語教育II - 外国語の学習、教授、評価のための ヨーロッパ共通参照枠』(朝日出版社、2004年)をご参照ください。また、インターネット版が http://wwwsoc.nii.ac.jp/jgg/jggla/library/cef_verzeichnis.phplで閲覧できます。
試験は厳正な基準に基づいて作成・採点されます。問題作成者、採点官、面接官は全員が必須の研修を受けて公式資格を取得(三年ごとに更新)しています。
受験者は以下の4つの言語能力が問われます。
聴解
読解
文書作成
口頭表現
■ DELF・DALF :最も一般的な資格試験です。
■ DELFジュニア:「DELFジュニア」では、児童・青少年を対象としたテーマが出題されます。DALFにはジュニア版はありません。証明書はDELFと同じです。
■ DELFプロ:「DELFプロ」では、仕事上の状況に関わるテーマ・課題が出題されます。証明書には特記事項として「Professionnel」と記載されます。
■ DELF Prim:「DELFプリム」は、小学校に通う、および/あるいは8歳以上12歳以下の学習者を対象とします。
試験期間の終了後(試験期間最終日から2ヶ月以内)、試験の結果通知と、氏名等の修正申し込み期限に関する文書を発送します。氏名・出生地等の修正は期間を過ぎると認められません。
試験結果は次にCIEPに送られ、CIEPはその後2ヶ月以内に証明書を発行、日本のDELF・DALF試験管理センター宛に送付します。受験者には各試験センターでの証明書の受け取りに関する案内を個別にお送りします。証明書は管理センターから各試験センターへ転送されます。受験者は自分が受験した試験センターでお受け取りください。
<注意>証明書・合格証は大切に保管してください。CIEPでは一切コピー等の発行は行いません。